ご報告

みなさん、こんにちは!
日頃より温かく応援してくださっている皆さまに、今回は大事なご報告をさせていただきます。

ちょうど1ヶ月前の10月7日から10日に栃木県で行われた国民体育大会を最後に、カヌー選手を引退いたしました。

小学2年生の頃から始めたカヌー競技人生も、早25年が経っていました。
カヌーを始めたばかりの頃にカヌー競技のオリンピアンと会う機会があり、そこから私の夢は世界へと広がっていきました。
無我夢中で真っ直ぐに目標を追いかけていた25年間は、本当にあっという間でした。
私の目標へ共に期待して楽しみに応援してくださった皆さまには、突然のご報告に心苦しさもありますが、トップ選手として自分自身と向き合った上でこのような決断をさせていただきました。

最後の試合となった国民体育大会では、500mで5位、200mで4位という結果で、これまで結果を第一に求めてきた私にとってはやはり悔しい結果で、今までの自分のパフォーマンスと比べても、不甲斐なく情けなく弱い姿ではありましたが、両種目ともに今の自分の全力で漕ぎ切ることができたので、今はとても晴れやかな気持ちでいます。

今回、長い競技生活の終止符を迎えるにあたっても、とても穏やかな気持ちで目の前のレースに集中して挑むことができました。
これもきっと、これまでどんな状況になろうと、何度も何度も自分の可能性を信じて目標に挑戦し続けてきた自分がいたので、ここまでやり切れたという思いがあるのだと思います。
選手としてこのように最後を迎えられたことを幸せに感じました。

試合当日は、大前理事長をはじめ、多くの金庫職員さんや、これまで支えてくれた家族、先輩方、友人が会場に足を運んでくださり、最後の姿を見届けてくださったこともすごく有り難く幸せに感じました。
私が求めていた有終の美は掴めませんでしたが、選手としてとても幸せな形でやり終えれたことに報われた思いでいます。
これまで温かく応援してくださった皆さまにも感謝の思いでいっぱいです。
本当に有難うございました!!!

また、最終日表彰式の最中には、日本代表のチームメイトたちが主体となってサプライズで引退セレモニーをしてくれました!
全く想像もしてなかったことで、しかも式典中でびっくりしましたが、チームメイトやこれまで関わって下さった方々の温かな気持ちに涙しました。
カヌーに出会い、ここまで没頭してこれただけでなく、こんなにも温かな仲間たちに出会えたことにこの上ない幸せを感じました。

これからは全く違う景色で、全く違う生活となっていきますが、カヌーで培ってきたものを十分に活かして、新しい世界で日々勉強をしながらがんばっていきたいと思います!!

これまで温かく見守っていただきまして、本当に有難うございました。

これからもJohoku Athletes Clubともども、よろしくお願いいたします!!