あれから500日

9月22日、平昌オリンピックから500日が経過したようで、もう、500日経ったんだなぁ〜と思っていました。

長いような、あっという間のような…

今でも私が、競技を続けている理由を少し話そうかと思います。

この大会で、結果に悔いが残り…というよりは、競技後、ゴールした後、わたしは決勝に行けず、涙と謝罪の言葉しか言えませんでした。滑走台に立ち、スタート前、みなさんに恥ずかしい姿は見せられない。皆さんが応援してくれている。転ぶことは許されない…ずっと頭の中はこればかり…

しかし、転ぶよりも情けない、予選敗退という結果に終わり、心から、手を貸してくださった方々、応援してくださった方がに申し訳ない気持ちでいっぱいになり、感情が溢れてしまいました。

落ち着いた後に、思ったことは、夢の大舞台は一人で行くことはできず、周りの人が力を合わせて作り上げてくれた結果、1人の選手という作品ができて、その作品はわたし自身なんだと思いました。

今も心の中にあることは、あの場で謝罪の言葉で終わらず、感謝の気持ちを伝えたかったという思いです。その気持ちを伝えられなかった後悔がわたしの中にありました。今は感謝の気持ちを最高の笑顔で伝えたいというのがわたしの今もスキーを続けている理由です。

しかし、今、コロナウイルスが蔓延し、大会予選はどうなるのか…試合ごとに2週隔離があるのか…そもそも無事に海外に行けるのか…不安は募るばかりです。

しかし、来年延期になった夏競技の人たちはもっと不安だろうなと思うと、わたしたち冬競技は頑張るしかないな!と、思います。

チャンスがある限り、目の前のことをしっかり行い、毎日丁寧に生活していきます。

公式トレーニング中

寄せ書きを書いてくださった方々ありがとうございました。